安全運転は心の鏡

2018.12.07


~安全運転は心の鏡~

 

日常生活で欠かせない車の運転。。。

仕事であったり買い物やドライブなどで車の運転をすると思います。

しかし車の運転で性格が変わってしまう人っているのです。

皆さんの周りにも車の運転で性格が変わった人って身近にいませんか?

日常生活では優しい人でも車の運転でイライラしてしまう人もいるでしょう。

車の運転で性格が変わってしまう4つの心理を分けてご紹介したいと思います。

 

♦️本当の自分が出てしまう人の心理♦️

車の中は落ち着きます。

まるで自分の部屋が動いているような心理が働くといいます。

とてもリラックスしてしまい思わず本当の自分が出てきてしまうそうです。

全員に当てはまるとは言い切れませんが運転している時が本当の性格なのかもしれませんね。

 

♦️ストレス発散の心理♦️

普段の生活でストレスを溜め込みやすい人は運転で性格が豹変しやすいといいます。

車という閉鎖された空間ではストレスをストレートに発散しやすいそうです。

なぜなら閉鎖された空間は集中しやすいが、

何かに集中するというのは瞑想と同じようなストレス解消効果があるからです。

また車に乗ると自分が大きくなったような感覚や強くなった気分になるそうで、

思わず態度が大きくなってしまうのです。

いつもおとなしい人ほど普段ストレスをため込みやすい傾向になるので

車をきっかけとして溜まったストレスを発散しようとするのです。

 

 

♦️自分を明かさなくてもよい心理♦️

車に乗っていると車種の違いはありますが、

乗っている人まではっきりわかりませんよね。

歩いている時や自転車に乗っている時にははっきり特定できますが、

車は覗き込まないと誰が乗っているかまで特定できません。

信号待ちなどの止まっている時以外は運転している状態で

お互いのドライバーが見つめ合うなどということはできませんし、

そういったことを含めて考えると道路上は「匿名社会」だということが言えるので

自分を明かさなくても良いということはある意味強気に出れるということに

繋がるのかもしれません。

匿名アンケートやインターネットの匿名掲示板など自分の名前が出ないということに

なると急に強気で性格が変わったような行動に出るケースは良く聞きます。

アンケートデータでは「匿名登録のメディアと実名登録のメディアで投稿内容を変え

ている」という人は52、7%と過半数を上回っています。

さらにSNS上と現実社会でキャラクター(人格)を使い分けているかどうかの

アンケートでは「意識的に使い分けている」という人が25、6%で

「無意識のうちに変わっている」人が16、2%となり、実に41、8%の人が

人格を使い分けていることが明らかになっています。

このように身分を明かす場合と明かさない場合で人間の心理に大きく関わるのです。

 

♦️危険行為をしているという心理♦️

危険なことをしている時には人間は身体的な変化が起きます。

心理的に運転という行為は事故などのリスクも考えると危険な行為と言えますよね。

運転の最中は血圧が通常よりも上がり、ある種の戦闘態勢に入っている

状態といいます。そんな状況では人はちょっとした出来事にも過剰な反応を示します。

結果的に怒ったり臆病になったりと普段と違う一面が出るようです。

このように安全運転といっても技量だけではなく、周りに取り巻く

色々な環境や体調などで冷静な判断や通常の行動が取れなくなる怖さが潜んでいます。

交通事故を起こす人は決して事故を起こそうなどと思っていないはずですが、

「その時たまたま」で人生を大きく変えてしまいます。

 

車をコントロールする前に、

自分の心をコントロールできるようにしてハンドルを握って欲しいと思います。

私自身も平常心を常に保って時間にゆとりをもち、

譲るという気持ちを忘れないようにしたいと思います。

皆さんも心のコントロールを心がけてくださいね。